もろもろの民の中の商人らはあなたをあざける。 あなたは恐るべき終りを遂げ、 永遠にうせはてる』」。
自分の地を荒れすたれさせて、 いつまでも人に舌打ちされるものとした。 そこを通る人はみな身震いして、首を振る。
この町は勝ち誇って、安らかに落ち着き、 その心の中で、 「ただわたしだけだ、わたしの外にはだれもない」と 言った町であるが、 このように荒れはてて、 獣の伏す所になってしまった。 ここを通り過ぎる者は 皆あざけって、手を振る。
わたしはあなたの終りを、恐るべきものとする。あなたは無に帰する。あなたを尋ねる人があっても、永久に見いださないと、主なる神は言われる」。
かつ、この町を荒れすたれさせて、人に舌打ちされるものとする。そこを通る人は皆そのもろもろの災を見て身震いし、舌打ちする。
しかし、わたしが通り過ぎると、 見よ、彼はいなかった。 わたしは彼を尋ねたけれども見つからなかった。
悪しき者はただしばらくで、うせ去る。 あなたは彼の所をつぶさに尋ねても彼はいない。
わたしはあなたを裸の岩にする。あなたは網を張る場所となり、再び建てられることはない。主なるわたしがこれを言ったと、主なる神は言われる。
「人の子よ、ツロはエルサレムについて言った、『ああ、それはよい気味である。もろもろの民の門は破れて、わたしに開かれた。わたしは豊かになり、彼は破れはてた』と。
すべて道行く人は、あなたにむかって手を打ち、 エルサレムの娘にむかって、あざ笑い、 かつ頭を振って言う、 「麗しさのきわみ、全地の喜びと となえられた町はこれなのか」と。
主の怒りによって、ここに住む者はなく、 完全に荒れ地となる。 バビロンのかたわらを通る者は、 みなその傷を見て驚き、かつあざ笑う。
エドムは恐れとなる。そのかたわらを通り過ぎる者はみな恐れ、その災のために、舌打ちする。
かつ、この宮は荒塚となり、そのかたわらを過ぎる者は皆驚き、うそぶいて『なにゆえ、主はこの地と、この宮とにこのようにされたのか』と言うであろう。
主の言葉がわたしに臨んだ、
もろもろの民のうちであなたを知る者は皆あなたについて驚く。 あなたは恐るべき終りを遂げ、 永遠にうせはてる」。